そばめぐり

地図一覧
0102030405060708

スポット数

8箇所
Google Mapで見る

01
松の木

まるで宝探し。
変わりダネ揃いの天ぷらに舌鼓

神代植物公園のすぐ近くにある、行列の絶えない人気そば店。「天ざるは午前中で売り切れてしまうからなるべく早めにいらしてね」と店主の今井さん。お客さんの8割以上が注文する「天ざるそば」(2,050円)は、目を見張るほどのボリューム。大きな海老、ひと手間かけたなす田楽の大葉包み、アボカドやゴーヤ、フルーツなどの変わり種まで、食べ進めるごとにわくわくする。見た目の迫力とは裏腹に、年配の常連さんでも1人でぺろりと食べきってしまうんだとか。その秘密は米油でからっと揚げた軽い食感。甘口のつゆでいただく深大寺そばとベストマッチだ。具材は季節や日々の仕入れ状況に合わせてアイデアを考えているので、どんな組み合わせになるかはその日のおたのしみ。

一休庵
02

そばの名所にふさわしい老舗は、
完全自家製粉にこだわる

20店以上のそば店が軒を連ねる深大寺のなかで、3番目に長い歴史を持つ老舗店。完全自家製粉にこだわり、そばの実の仕入れからそば粉にするまでの全工程を店内で行っている。三代目の内野さんは、純粋なそばを味わってほしいという思いから、メニューをあえてそばのみに絞ったという。とはいえたのしみ方はいろいろ。十割・九割・八割そばの食べ比べができ、麺の太さや粉の粗さをそれぞれ変えているので、異なる味わいがたのしめる。一番人気は、生の胡桃を使ったコクがあって香ばしい自家製だれでいただく「くるみだれそば」(1,380円〜)。選べる4種のつけだれもうれしい。寒い時期には竹の器に盛られる釜揚げの「十割湯もりそば」(1,220円)を。そばの風味を最大限に味わいたいなら「本山葵」(150円)だけをつける通な食べ方もお試しあれ。

03
ル・カナール

深大寺に行ったら立ち寄りたいのが、カヌレ専門店「ル・カナール」。オーナーがフランス留学中に出会った本場のレシピで焼き上げるカヌレは、ころんと小ぶりなサイズとカリッとした食感が特徴。そば粉を使った「ブレ・ノワール」(180円)は軽やかで香ばしい、この町ならではの一品。

カスター洋菓子店
04

甘いものは好きだけど小麦粉が苦手という人には、グルテンフリーがうれしい「カスター洋菓子店」のスイーツがおすすめ。「深大寺そば粉」を使って炊き上げるカスタードが自慢で、毎日でも食べられるやさしい味を追求している。米粉で焼いたシュー生地に、もっちり濃厚なクリームがたっぷり詰まった「カスタードシュークリーム」(380円)は、思いきりほおばって味わいたい逸品だ。

05
そばと肴 禅

ジャンルを掛け合わせた
創作そばがおいしい注目の新店

今年5月に調布駅東口近くにオープンしたばかりのニューフェイスは、町のそば屋の大将たちの間でもさっそく噂に。店主の榎本さんは、長年そば店の料理長を務めながら、ビストロでの勤務やスパイスカレーの習得など、幅広い経験を積んできた人。その集大成の一皿だという「ラッサム蕎麦」(1,800円)は、スパイシーで酸味が効いたスープカレーと自家製の出汁つゆが見事に調和していて、一口食べれば意外な相性に驚くはず。そば粉を練った「ディド」をカレーにつけて食べるインド料理がヒントになっているのだそう。フランス産のフォアグラ用鴨肉を使った「鴨せいろ」(1,900円)も絶品。ぎゅっと身のつまった鴨肉の上品な油の香りが食欲をそそる。

出雲そば やくも
06

一段ずつ食べ進めるごとにたのしい
出雲名物「割子そば」はいかが?

都内でも数少ない本格的な「出雲そば」を食べられるお店には、故郷の味を求めてやってくる島根出身のお客さんも多いのだとか。そばの実を殻ごと挽く「挽きぐるみ」という製粉方法でつくられたそば粉を使うのが特徴で、出雲から取り寄せたそば粉を毎日手打ちしている。丸くて赤い漆器に盛られた「割子そば」には、食べ方のスタイルがあり、まず器を三段に重ね、一段目のそばに薬味とつゆをかけていただく。残ったつゆを下の器に移して、一段ずつ食べ進めていく。最後はそばの栄養がたっぷり溶け出した濃厚なそば湯で締めくくろう。出雲地方で「あげ半」と呼ばれるさつま揚げをはじめ、とろろや山菜など好みのトッピングを選べる「三色割子そば」(1,350円)が人気だ。

07
そば酒房 凜や

ツルッとさっぱり食べたい気分なら、
喉ごし抜群な「へぎそば」がおすすめ

気軽に本格的なそばを味わいたいならトリエ5階へ。ふのり(海藻)を練り込み、つるりとした喉ごしとしっかりしたコシを生み出す新潟名物「へぎそば」がいただける同店。自社工場で製造しているこだわりの自家製麺は、大盛り・特盛の注文が無料なのがうれしいポイント。「凛や御膳」(1,800円)なら、旬の天ぷらや本マグロなど新鮮なお刺身がセットで、欲張りにたのしめる。秋冬には温かい「鴨南蛮そば」(1,380円)や、期間限定の天ぷらも登場し、訪れるたびに季節のおいしさを味わえる。昼はランチ、夜は一品料理と一緒にゆったりとそばをたのしみたい。お子様セットもあるので家族連れにもやさしく、個室もあるので会食使いにも重宝する一軒。

そば 田麦山
08

お腹いっぱい食べて、笑顔に。
そば一筋50年の店主がふるまう
元気のでる味

京王多摩川駅からすぐの、仲良し家族で営む町のおそば屋さん。「たくさん食べても健康と両立できるのがそばの魅力だし、もっと日常的に食べてもらいたいですね」と話すのは、店主の涌井さん。1ヶ月以上熟成させた“かえし”にこだわったまろやかなそばつゆが自慢。つゆで味付けした豚肉とラー油の辛味がクセになる「びっくり肉つけそば」(1,200円)は、息子さんのアイデアから生まれた一品だ。「びっくりするボリュームとおいしさがあるから、この名前にしたんだよ」とのこと。そばはたっぷり300g、卵をからめてすき焼き風に味変するたのしさも。寒い季節に人気の「揚げ餅そば」(1,150円)は、素揚げしたお餅に出汁がじわっと染みていて、体も温まり力が湧いてくる。

Google Mapで見る

スポット数

8箇所